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大阪・日本橋にもの作りショップが相次ぐオープン   ツクモが再出店、制御パーツの永和電機はものづくりロードに移転 [店舗]

◆モノづくりと最先端の趣味の街を標榜する大阪・日本橋に、ものづくり専門店が相次いでオープンしている。2009年に日本橋から撤退したツクモが、8年ぶりにパソコンパーツ専門店「ツクモなんば店」(TSUKUMO BTO Lab NAMBA)として2017年9月23日、日本橋3丁目に再出店している。8月中旬にはパーツ専門店などが軒を並べるものづくりロードに、FA・制御機器パーツ専門店の永和電機が移転して新店舗(日本橋4丁目)で営業している。

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日本橋4丁目にオープンしたツクモなんば店

 ツクモなんば店は、でんでんタウンのメイン通り、日本橋筋(堺筋)に面している。久々の電機関連専門店の出店である。
 売り場は1階から3階までで、パソコンを展示した1階、PCパーツの2階、そして3階はゲームパソコンなどを展示、ゲームの体験もできる。4階はイベントフロア。撤退前のスタッフも売り場に復帰しており、丁寧な接客・商品説明がツクモファンをはじめ一元客をも喜ばせている。

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PCのカスタマイズパーツがいっぱい並ぶ

 パソコンをユーザーの好みに応じてカスタマイズする「BTO」が売りで、メール・インターネットに絞り込んだノートパソコンから、ハイエンドCPU搭載ディスクトップパソコン、さらにはゲーミングパソコン、関連パーツなどパソコンに関する商品を幅広く揃えている。

 ヤマダ電機の子会社として再スタートしているツクモは、かつては九十九電機が運営してきたが、2008年に民事再生の申し立てを行い、2009年にはヤマダ電機に事業譲渡されている。同社の子会社として設立されたProject White(プロジェクト・ホワイト、本社・群馬県高崎市)が引き継いで再生を進めているところである。

■ものづくりロードへ移転

 永和電機は1967年に日本橋で創業し、長年、メイン通りの日本橋筋に店舗を構えていた。ところが周りには電器店や同業店が少なくなり、飲食店やコンビニ、アニメ関連ショップなどが多くなったことや、駐車できるスペースもないこともあって、同業者が集まっているものづくりロードへの移転を検討していた。

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ものづくりロードに移転した永和電機

 今年に入って空き店舗が見つかったことから、盆明けから営業を始めている。扱い商品の特性から店舗販売は元々少ないが「店前に車を止めることができるなど、ゆっくりと商談もできるようになった」という。

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新しくなった永和電機の店内

 移転先のものづくりロードにはダイセン電子工業、ニッコー電機、東京真空管商会、岡本無線、テクニカルサンヨー、千石電商、デジット、マルツといったものづくり系の専門店が出店しており、大阪・日本橋東地区の新しい顔として注目を集めている。






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