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日本橋ロボ連、7月例会開催 インターグループ ロボットのファッションショー 「ROBOT FASHION CONTEST」をアピール [ロボット連絡会]

◆日本橋でんでんタウンロボット連絡会(代表幹事・蝉正敏ダイセン電子工業社長)が、2010年7月20日、大阪・日本橋3のダイセン電子工業で7月例会を開いた。インターグループ(大阪市北区、小谷寿平社長)でロボット事業などを担当する加味昇がゲスト参加し、今年10月に大阪・船場で開かれる「ROBOT FASHION CONTEST」をアピールした。

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 ROBOT FASHION CONTESTは国内初のロボットによるファッションショー。
 10月10日に大阪市船場地区で繰り広げられる第2回船場まつりの一環として、ロボットによるファッションコンテスト。
 ロボットに衣装を着せて、そのパフォーマンス振りを競おうというもので、審査員には浅田稔大阪大学大学院教授やファッションデザイナーのコシノヒロコさん、ロボットクリエイターの高橋智隆さんらを予定している。

 総合優勝ロボットには賞金50万円が贈られる。またロボットの性能を競うロボット部門の優秀ロボットには20万円、ファッション性が高いロボットにも 20万円が渡されることになっている。
 加味さんによると、20~30チームが参加するものとみられ「今後は船場まつりのイベントとして継続していきたい」と話している。

 このほかにも、ロボット数メートルのカーペット上を歩く「ロボットパレード」や、京都大学総合人間学部講師の北原達正さんが講師を務めるパソコンで自律ロボットのプログラミングを行う「ロボット研究室」も行われる。

◆例会では、このほか6月にシンガポールで行われたロボカップ世界大会で優勝した堀川由人さん、坂本智希さんの活躍ぶりを写真を交えて紹介された。2人は、いずれも日本橋ロボット教室の出身者だという。



[第 2回船場まつり ロボット・ファッションコンテスト]
http://www.intergroup.jp/~conv/semba/




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日本橋でんでんタウン・ロボット連絡会、6月例会 NECのコミュニケーションロボットPaPeRo登場 [ロボット連絡会]

◆日本橋でんでんタウン・ロボット連絡会(理事長・蝉正敏ダイセン電子工業社長)が、大阪・日本橋4丁目の日本橋筋商店街振興組合会議室で、6月例会を開いた。ゲストなど30人近い人たちが参加した。

 今月のメインゲストとして出席したのはNEC・C&C研究所の藤田善弘主任研究員。
 同社のコミュニケーションロボット「PaPeRo」の研究・開発内容について説明するとともに、これからのロボットの理想形などを話した。http://tweetphoto.com/28509538

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「PaPeRo」の説明をするNEC・C&C研究所の藤田主任研究員

 同社はまた、この「PaPeRo」を100台生産し、有償貸し出ししている。現在、応用開拓や実証実験を目的に40台が企業などへ貸出しされているという。料金はサポート、開発ツール込みで、月額5万円。期間は3年間。http://tweetphoto.com/28511803

 同時にイベントなどの短期間の有償貸し出しにも応じているが、このイベント派遣は1日、30万円と少々、割高だ。

◆マイクロマウス委員会関西支部が15年ぶりに復活したのを記念した、マイクロマウスの競技大会が、2010年5月29日、奈良県生駒市の奈良先端科学技術大学院大学で開かれたが、同支部の役員で、マイクロマウス歴20数年という日本遠隔制御の澤和孝さんからは、マイクロマウスの歴史と現状について話があった。

 マイクロマウス競技は、小さな車輪型ロボットが定められた格子状のコースを秒速約2秒で走行して、ゴールを目指し、そのスピードを競うというもの。数あるロボコンの中では、最も古いものと言われている。
 ロボット(マイクロマウス)の製作費は1台、3、4万円からだというが、「競技大会で勝つには10万円近く費やして、部品の自作をする必要がある」(澤さん)とも言われ、技術進歩は早く、市販のキットでは対応できない世界になっているようだ。

 現在、国内のマイクロマウス人口は約100人で減少傾向にある。大学生を中心に30代、40代の人たちが取り組んでいるケースが多い。世界大会ではシンガポールや韓国の後塵を拝している。

 国内におけるロボコンとして縮小している理由として、澤さんは「マイコン人口が減少しているのが大きな原因。学生中心のゲームなので、技術が継承されないのが拡大しない点でもある」と話していました。

 ただ、再び脚光を浴びる新たな可能性も見られるという。
 それはイタリア生まれの簡単制御マイコンボード「Arduino(アルデュイーノ)」の登場だという。
 「マイコンボードへの関心が再燃してきているように見られ、再びマイクロマウスを活気づけるかもしれない」と澤さん。

◆同連絡会のメンバー、エルエルパレスの岩気裕司社長からは、3月の日本橋ストリートフェスタで初公開されて以来、いろんなメディアで取り上げられるなど人気者になっている通天閣ロボットが、7月28日のナニワの日に上海万博の大阪館でのイベントに出演すると報告した。

 もてもての通天閣ロボットだが、日本橋でんでんタウン・ロボット連絡会にとっては、少々寂しい点があるようだ。
 このロボットは通天閣観光の依頼を受けて、同連絡会のメンバーによって製作された。岩気社長は機会あるたびに日本橋発のロボットと説明しているが、最近では「テレビ取材などでも<日本橋発>をカットされることが多くなってきた」からだ。

 開発スタッフはイベント毎に、各地に出張してロボットの動作指導などを行っているが、日本橋発のロボットであることが忘れ去られることは、ロボットの<出生地>である日本橋でんでんタウンにとっては残念なことである。

◆ハイテクもの作りの街へと変貌しようとしている大阪・日本橋にあって、7月2日にオープンする共立電子産業の新本店、ものづくり創造館のオープン企画について同社の長者原亨取締役が案内した。

 開店翌日、7月3日午後1時半から、1階売り場に通天閣ロボットや八尾のロボット、日本橋のドッグワンなどが集結し、オープニングイベントとしてデモンストレーションを行う。

◆また堺市のナテックなどが開発した天ぷら油自動回収ロボット「ゆかいくん」が紹介されたほか、ナガオエンベデッドエンジニアリング(堺市)の長尾顕代表は開発品目などを説明していた。http://tweetphoto.com/28513678

 同連絡会と技術連携している大阪府八尾市の中小企業によるマテック八尾ロボット分科会会長の鈴木謙三(たくみ精密板金製作所)が、ダイセン電子工業の依頼で製作したロボカップ向けロボット用のオムニホイルを公開。
 同製品はダイセン電子工業が全国発売する。価格は4000円。




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通天閣ロボを通天閣へ納品 通天閣・西上社長に保証書渡す 日本橋・ロボ連  [ロボット連絡会]

◆日本橋でんでんタウンのロボット連絡会(代表幹事・蝉正敏ダイセン電子工業社長)のメンバーが中心になって開発した世界初のタワー型2足歩行ロボット「通天閣ロボ」の正式な納品式が、2010年4月14日、連絡会の初代代表幹事で日本橋筋商店街振興組合の蘇建源理事長と通天閣観光の西上雅章社長らが出席して、通天閣の2階展望台で行われた。

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通天閣ロボの納品式、蘇理事長(右)と西上社長 後ろに立っているのが通天閣ロボ

 通天閣ロボは3月21日の日本橋ストリートフェスタですでに一般公開されているが、西上社長が2月末から約1か月半にわたって入院していたことから納品式は延期されていた。
 14日に退院した西上社長は、この日初めて通天閣ロボの実物を見て「素晴らしい出来栄え。動きがいい。これで10年来の夢がかなった」と、顔をほころばせていた。



ロボ納品式A.jpg 式では、通天閣ロボが「退院おめでとう」と、西上社長の退院を祝って、日本橋筋商店街振興組合の蘇建源理事長から花束と保証書が手渡された。

 蘇理事長は「これによって日本橋の技術力の高さをアピールできたと思う。通天閣ロボによる日本橋の宣伝もお忘れなく」と話していた。
 また西上社長は「これから大阪城や海遊館など大阪の名所を訪ねて行く計画がたっている。日本橋のPRにも使っていただきたい」と、応えていた。


花束を受け取り蘇理事長と話す西上社長(左) 写真(上)

保証書を手渡す蘇理事長(右) 写真(下)











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