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でんでんタウン協栄会、先進商業エリアとしての認知向上へ 来街客の増加ねらう [でんでんタウン協栄会]

◆大阪・日本橋のでんでんタウン協栄会(会長・土井栄次上新電機社長)が、街をロボット、CG、IT、電子工作の技術とノウハウが蓄積された先進商業エリアとしてのPRを強めている。
 難波から阿倍野までの通過街として魅力ある街づくりを進め、ミナミの主要な拠点となる―と、今年度の方針を掲げるでんでんタウン協栄会は、専門特化した街の姿を目指している。

日本橋.jpg
見納めになる日本橋3丁目南の歩道橋からの日本橋

 その中核として挙げるのがロボット、CG、IT、電子工作。いずれも他には見られない技術とノウハウを持っている。とりわけロボットに関しては、先の日本橋ストリートフェスタで公開したように「通天閣ロボ」を製作したなどの高い技術力を持っている。

 これには関心を示すところも多く、大阪府八尾市の中小企業の異業種交流会「マテック八尾」とは、昨年から交流を進めており、共同事業として街のシンボルとなるロボットの製作も検討されている。

空き店舗の活用対策も

◆増える傾向にある空き店舗の有効活用を考えていくほか、街がスポンサーとなってラジオ大阪で放送している番組「ラジオでんでんタウン」による街のアピールを継続するという。同番組の新しいパーソナリティも今月中には選出する予定だという。

 また、自転車の不法駐輪に対しては、駐輪場の設置を関係行政機関へ働きかけるなどして、安心、安全な街を作っていくとしている。

 ただし、こうした取り組みにも課題はある。
 大阪商工会議所が先頃まとめた2020年の大阪都心の流通業界の予想調査によると、ミナミ(心斎橋、難波、日本橋)の買い物客数や売上は落ち込む、といった結果が出ているからだ。
 これは大阪市内の百貨店の出店や改築による大幅な増床による影響で、ミナミは高島屋大阪店の増床だけしかなく、買い物客は04年比で9%減少するという。

 この予測を、専門特化した街の魅力によって、どれだけカバーできるかが今後のテーマとなってくる。





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