日本橋総合案内所、「大阪あそ歩」と日本橋の歴史を訪ねる街歩きツアー 10月11月に [イベント]
◆大阪の街を歩いて、大阪をもっと知り楽しもうと活動を続けている一般社団法人大阪あそ歩
委員会(茶谷幸治代表理事)が運営する「大阪あそ歩」が、2019年10月21日と11月11日に、日本橋総合案内所の協力で日本橋でんでんタウンの今と昔の街巡りを行う。
明治21年に日本橋に建てられた眺望閣。今は見ることが出来ない
明治期と昭和の遺跡を巡るのが10月21日の「日本橋でんでんタウンでタイムトリップ!」。いずれも今は見ることができない明治の眺望閣跡と昭和の軍艦アパート跡を訪ね歩く。
日本橋に1881(明治21)年に建てられた眺望閣は、ミナミの5階と呼ばれて親しまれた。高さ約31メートルの八角形の木造5層楼閣であったという。 屋上展望台からは、市街地や大阪湾が一望に見渡せ、遠くは淡路島まで見ることが出来たという。
百貨店と組み合わせて五階百貨店と称されるようになったが、1904(明治37)年頃に取り壊されている。
もう一つの遺跡が軍艦アパート跡である。軍艦アパートは1931(昭和6)年に大阪市浪
速区下寺2丁目に建設された大阪初の鉄筋公営住宅であった。正式名称は大阪市営営下寺住
宅。約7千平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート3階建て8棟で、最盛期には264世帯が暮らしていたという。
当時大きな話題を呼んだ住宅で、秩父宮ご夫妻が視察に訪れたほどで、大阪あそ歩の日本橋巡りでは秩父宮同妃両殿下来臨記念碑も見学する。
軍艦アパートの間取りは4畳半と3畳に台所、トイレといった2Kタイプが中心で、風呂はなかった。炊事にはかまどが使われ煙突上がる煙の光景から、さらに後年になって各戸が勝手に無造作な出窓風に増築していく姿から「軍艦アパート」の名前が付いた。
下寺住宅に続いてき1932年には北日東住宅(126戸)33年に南日東住宅(260戸)も建設されているが、南日東、北日東住宅は01、02年に、下寺住宅も06年には老朽化のために取り壊されている。
この日は愛染橋病院移設前跡や御蔵跡・図書館跡なども訪ねる。
11月11日の「探索・日本橋でんでんタウン ~昭和~令和、史跡と知る人ぞ知る個性豊かな町巡り ~ 」では、電子部品の専門店シリコンハウス、東亜無線電や全国のインスタントラーメンを揃える専門店やかん亭さくら、コスプレグッズ専門店アシストウィッグ、ネジの専門店ナニワネジ、メイドカフェメルカフェなど、今の日本橋を巡る。
当日は日本橋総合案内所の新谷恭代さんが案内する。参加費用1500円(小学生以上)メ
イドカフェ飲み物代は各自別途必要。定員は15人 。所要時間は約2~3時間。
参加予約は下記の大阪あそ歩のホームページから。
「日本橋でんでんタウンでタイムトリップ!」
https://www.osaka-asobo.jp/course813.html
「探索・日本橋でんでんタウン ~昭和~令和、史跡と知る人ぞ知る個性豊かな町巡り ~ 」
https://www.osaka-asobo.jp/course814.html
明治21年に日本橋に建てられた眺望閣。今は見ることが出来ない
明治期と昭和の遺跡を巡るのが10月21日の「日本橋でんでんタウンでタイムトリップ!」。いずれも今は見ることができない明治の眺望閣跡と昭和の軍艦アパート跡を訪ね歩く。
日本橋に1881(明治21)年に建てられた眺望閣は、ミナミの5階と呼ばれて親しまれた。高さ約31メートルの八角形の木造5層楼閣であったという。 屋上展望台からは、市街地や大阪湾が一望に見渡せ、遠くは淡路島まで見ることが出来たという。
百貨店と組み合わせて五階百貨店と称されるようになったが、1904(明治37)年頃に取り壊されている。
もう一つの遺跡が軍艦アパート跡である。軍艦アパートは1931(昭和6)年に大阪市浪
速区下寺2丁目に建設された大阪初の鉄筋公営住宅であった。正式名称は大阪市営営下寺住
宅。約7千平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート3階建て8棟で、最盛期には264世帯が暮らしていたという。
当時大きな話題を呼んだ住宅で、秩父宮ご夫妻が視察に訪れたほどで、大阪あそ歩の日本橋巡りでは秩父宮同妃両殿下来臨記念碑も見学する。
軍艦アパートの間取りは4畳半と3畳に台所、トイレといった2Kタイプが中心で、風呂はなかった。炊事にはかまどが使われ煙突上がる煙の光景から、さらに後年になって各戸が勝手に無造作な出窓風に増築していく姿から「軍艦アパート」の名前が付いた。
下寺住宅に続いてき1932年には北日東住宅(126戸)33年に南日東住宅(260戸)も建設されているが、南日東、北日東住宅は01、02年に、下寺住宅も06年には老朽化のために取り壊されている。
この日は愛染橋病院移設前跡や御蔵跡・図書館跡なども訪ねる。
11月11日の「探索・日本橋でんでんタウン ~昭和~令和、史跡と知る人ぞ知る個性豊かな町巡り ~ 」では、電子部品の専門店シリコンハウス、東亜無線電や全国のインスタントラーメンを揃える専門店やかん亭さくら、コスプレグッズ専門店アシストウィッグ、ネジの専門店ナニワネジ、メイドカフェメルカフェなど、今の日本橋を巡る。
当日は日本橋総合案内所の新谷恭代さんが案内する。参加費用1500円(小学生以上)メ
イドカフェ飲み物代は各自別途必要。定員は15人 。所要時間は約2~3時間。
参加予約は下記の大阪あそ歩のホームページから。
「日本橋でんでんタウンでタイムトリップ!」
https://www.osaka-asobo.jp/course813.html
「探索・日本橋でんでんタウン ~昭和~令和、史跡と知る人ぞ知る個性豊かな町巡り ~ 」
https://www.osaka-asobo.jp/course814.html
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