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大阪日本橋・でんでんタウンで料理教室  お母さんと一緒に子供たちが参加  新たな集客ねらう [日本橋筋商店街]

◆最先端の趣味の街やモノ作りの街として知られる大阪日本橋・でんでんタウンの日本橋総合案内所の集会場で、2018年7月22日と28日の2回にわたって、ベトナム料理の生春巻きなどを作る料理教室が開かれた。でんでんタウンの新しい魅力づくりのひとつとして注目されている。2回目の28日には日本橋筋商店街振興組合の元理事長の澤田沢治サワダデンキ社長も参加するなど、イベントを楽しんでいた。

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ライスペーパーを水で戻します
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食材をライスペーパーに並べます

 日本橋への新たな集客を増やすとともに、日本橋総合案内所の有効活用がねらい。日本橋在住の井上登紀子さんたちが、出張料理教室を運営するベトナム食堂COMCOM(京都府宇治市)の金原真紀子さんと協力して催した有料講座である。

 金原さんはベトナムで約5年生活したことがあり、ベトナム料理に詳しい。

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皮付き豚肉を切る金原さん

 「しげちゃんキッチン」の名前で食パンアレンジをする記者も、日本橋のこの新しい取り組みに興味を持って第1回目を取材してみた。
 日本橋総合案内所は、街が作った会社・日本橋振興が運営している。その名の通り日本橋へやって来た人たちからの「こんなものを買いたいんだけど」などの疑問・質問に答えたり、道路教授も行う。最近では海外からの観光客たちの利用も増えている。

 その事務所の奥に料理教室が開けるほどのスペースがあった。水道設備や冷蔵庫なども揃っているが、調理に必要な器具・道具や食材は講師である金原さんが揃えて持ち込んでいる。

 この日参加したのは大阪市内や大阪府豊中市などからやって来た女性6人と、その子供たちの女の子が2人の計8人。
 メインはベトナムの代表的な屋台料理と言われている生春巻きを作ること。出来上がったところで、記者も食べさせてもらったが、2本も食べるとかなりの満腹になるほどのボリュームである。

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子供たちもお手伝い

 生春巻きはライスペーパーで野菜や皮付き豚肉、海老、ビーフン、にらなど好みに合わせて、いろんな食材を包むだけである。健康生野菜サラダといった感じである。日本の手巻き寿司のように、家族や仲間でワイワイと楽しんで作れるのがいい。

 ライスペーパーは柔らかいプラスチックのようなものだが、まずはそれに水を塗って戻してやる。すると食品ラップのように薄くなる。そこにあらかじめ用意した具材を乗せて包むだけである。その際にライスペーパーがくっつかないように注意が必要だ。
 参加した女の子たちも具材を切ったり、くるんだりと料理上手なところを見せてくれていた。

 生春巻きはタレをつけて食べるが、そのタレはベトナム料理に欠かせない日本の醤油のようなヌクマムベースのものと、ピーナツみそだれの2種類作った。

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かぼちゃのスープも作りました

 生春巻きのほかにもかぼちゃと干しエビのスープ、バナナを煮込んでタピオカを加えるチェー(ベトナムのプリディングのようなデザート飲料)も作った。
 出来上がりをみんなで食べるのも、楽しいひと時である。どこからかワインや缶ビールも出てきていた。

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出来上がるとみんなでいただきました

 この料理教室を企画した井上登紀子さんは「日本橋の新たな魅力として情報発信できれば、と思っています。調理器具・家電のメーカーさんとタイアップ出来るとより面白い内容になるのでは」と、話していた。

材料
生春巻き(10本分)の材料と手順
ライスペーパー(10枚)
大葉(10枚)
レタス・サニーレタス(4~5枚)
もやし(1/2袋)
ミントレモンバーム(なくても良い)
ビーフン(50グラム)
豚バラ肉(あれば皮付きブロック 300グラム)
エビ(15尾)
にら(10本)

手順
豚のブロック、エビ、ビーフンを茹でる。
レタスを刻む。
豚、エビを切る。
ライスペーパーに手のひらで水をなじませる。
用意した食材をライスペーパーに並べて、手前からしっかりときつく巻いていく。

タレ
[ヌクマムベースだれ]
にんにくを包丁の背でつぶし、酢と砂糖を加え、熱湯を注ぐ。砂糖がほぼ溶けるとヌクマムを加えて良く混ぜる。レモンを絞り、刻んだ唐辛子を入れる。
[ピーナッツみそだれ]
にんにくをみじん切りにして、味噌とピーナッツペースト、熱湯、砂糖を同量ずつ混ぜる。刻んだ唐辛子と刻んだピーナッツを散らす。


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黒猫バイオリン工房、真空管ラジオに魅せられて  お宝ラジオがいっぱい [ラジオ]

◆大阪・日本橋4丁目にある日本橋商店会、通称・裏ニッポンバシと呼ばれる一角に3年前からひっそりと店を構えている黒猫バイオリン工房(三井禅代表)がある。真空管ラジオの修理・販売とバイオリンの修理を行っている。店の前には古い真空管が箱いっぱいに並べられていた。バイオリンの渦巻き状になったネックを店のドアノブとして利用するさり気なくオシャレな、そんな工房を訪ねてみた。

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黒猫バイオリン工房

 店の代表者、三井さんは54歳だが、実際にはずっと若く見える。小学生の頃から日本橋にある部品店を次々とハシゴして、ラジオ製作に必要な部品を探したり、いろんな部品を見て歩くのが大好きだったそうだ。「当時は和歌山に住んでいましたから、小遣いを貯めて交通費を作っていました。ですから日本橋に出てこられるのは、半年に1度ぐらいでしたけれどね」

 大学を卒業して自動車ディーラーに就職したが、その頃から真空管ラジオを集め始めた。そんなラジオを知人に修理してもらったのが、趣味として古いラジオを収集するだけではなく、修理・販売も併せて行っていくきっかけとなった。

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お宝がさりげなく展示されている

 しばらくして、骨董市などで仕入れてきて自分で修理したラジオ販売する店を、アンティークショップがたくさん集まる大阪・上六の一角に構えたが、3年前に憧れの日本橋へ引っ越してきた。
 2000年頃、真空管ラジオにCDプレーヤーをつないで、アンプやスピーカーとして使う商品を自作している。ブティックやカフェ、ヘアサロンなどへ勧めたところ、店のインテリアにもなって、人気商品となったという。
 同じ日本橋商店会にあるカフェでは、今も現役の商品として使われているそうだ。

 このところ弦の張り替えなどバイオリンの修理が忙しい。ミュージシャン仲間の間では、ちょっと知られた存在のようである。

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バイオリンのネックを使ったドアノブ

 店に飛び込んだのはそんな時だった。ショーウィンドウには百貨店の高島屋のブランドが付いたビリケン型の高島屋オリジナルラジオ「高島屋ダイン」が置いてあった。1933(昭和8)年頃のラジオで、早川電機(現・シャープ)など当時のラジオメーカーのOEM製品といった珍しいものである。
 1950年代に作られたデンマークのバング&オルセン社製の真空管ラジオや、本体がキャタリン樹脂で作られている1946年製の米国製トランジスターラジオなど、工房にはお宝がいっぱいである。

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バング&オルセン社製の真空管ラジオ
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高島屋オリジナルラジオ「高島屋ダイン」

 三井さんが真空管ラジオに取りつかれたのは、東大阪市のアンティークショップで1940年代から50年代にかけての米国製ラジオの「ポップなデザイン」に魅せられたのがきっかけでもあった。
「そんなラジオでジャズでも聴いていると、とてもオシャレですよね」

 真空管ラジオの魅力ってなんなのだろう。
 「真空管ラジオでは刺さるような高音がカットされているし、柔らかな中高音が頭の中をほぐしてくれるようなところがいいですね」


 海外製ばかりではない。日本のラジオも「戦後すぐの製品は素晴らしいですよ。今のような工業化された製品づくりにはない職人による凝った作り」は、魅力たっぷりだという。







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大阪・日本橋にもの作りショップが相次ぐオープン   ツクモが再出店、制御パーツの永和電機はものづくりロードに移転 [店舗]

◆モノづくりと最先端の趣味の街を標榜する大阪・日本橋に、ものづくり専門店が相次いでオープンしている。2009年に日本橋から撤退したツクモが、8年ぶりにパソコンパーツ専門店「ツクモなんば店」(TSUKUMO BTO Lab NAMBA)として2017年9月23日、日本橋3丁目に再出店している。8月中旬にはパーツ専門店などが軒を並べるものづくりロードに、FA・制御機器パーツ専門店の永和電機が移転して新店舗(日本橋4丁目)で営業している。

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日本橋4丁目にオープンしたツクモなんば店

 ツクモなんば店は、でんでんタウンのメイン通り、日本橋筋(堺筋)に面している。久々の電機関連専門店の出店である。
 売り場は1階から3階までで、パソコンを展示した1階、PCパーツの2階、そして3階はゲームパソコンなどを展示、ゲームの体験もできる。4階はイベントフロア。撤退前のスタッフも売り場に復帰しており、丁寧な接客・商品説明がツクモファンをはじめ一元客をも喜ばせている。

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PCのカスタマイズパーツがいっぱい並ぶ

 パソコンをユーザーの好みに応じてカスタマイズする「BTO」が売りで、メール・インターネットに絞り込んだノートパソコンから、ハイエンドCPU搭載ディスクトップパソコン、さらにはゲーミングパソコン、関連パーツなどパソコンに関する商品を幅広く揃えている。

 ヤマダ電機の子会社として再スタートしているツクモは、かつては九十九電機が運営してきたが、2008年に民事再生の申し立てを行い、2009年にはヤマダ電機に事業譲渡されている。同社の子会社として設立されたProject White(プロジェクト・ホワイト、本社・群馬県高崎市)が引き継いで再生を進めているところである。

■ものづくりロードへ移転

 永和電機は1967年に日本橋で創業し、長年、メイン通りの日本橋筋に店舗を構えていた。ところが周りには電器店や同業店が少なくなり、飲食店やコンビニ、アニメ関連ショップなどが多くなったことや、駐車できるスペースもないこともあって、同業者が集まっているものづくりロードへの移転を検討していた。

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ものづくりロードに移転した永和電機

 今年に入って空き店舗が見つかったことから、盆明けから営業を始めている。扱い商品の特性から店舗販売は元々少ないが「店前に車を止めることができるなど、ゆっくりと商談もできるようになった」という。

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新しくなった永和電機の店内

 移転先のものづくりロードにはダイセン電子工業、ニッコー電機、東京真空管商会、岡本無線、テクニカルサンヨー、千石電商、デジット、マルツといったものづくり系の専門店が出店しており、大阪・日本橋東地区の新しい顔として注目を集めている。






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日本橋筋商店街振興組合、2018年の第14回日本橋ストリートフェスタをオール浪速区のイベントに  定時総会で確認 [日本橋筋商店街]

◆オール浪速区のイベントとして第14回日本橋ストリートフェスタを推進したい-。
2017年5月22日、スイスホテル南海大阪で開かれた日本橋筋商店街振興組合(理事長・澤田沢治サワダデンキ社長、組合員数153人)の2016年度の定時総会の席で塩田浩司専務理事(ジャングル社長)が、会場に集まった組合員や来賓に向けて呼びかけた。

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定時総会であいさつをする澤田沢治理事長

 日本橋ストリートフェスタは今年3月19日に第13回目が開催され、コスプレーヤーやアニメファンなど若者中心に25万2000人という来街者で賑わった。日本橋筋商店街では来年の開催を22日の総会で決定した。澤田理事長は総会・議案審議後の懇親会のあいさつで、同ストリートフェスタへの開催協力を求めた。

 同フェスタの推進役でフィギュア・玩具の専門店、ジャングル(大阪・日本橋3丁目)の社長でもある塩田専務理事は、同じ席で「従来、ストリートフェスタは年配組合員と若手組合員との連携が取れていなかったが、第14回では双方が手を結ぶとともに、近隣のなんさん通り商店会、新世界商店会連合協議会などとも連携して、オール浪速区としてイベントを盛り上げて行きたい」と、話した。

 日本橋筋商店街振興組合は日本橋3丁目から5丁目までの大阪・堺筋(日本橋筋)に面した商店・企業などで作っている。
 懇親会に先駆けて行われた議案審議では、第14回日本橋ストリートフェスタの開催を決定したほか、クリーンで安全な買い物しやすい街つぐりを目指し、LRT(次世代型路面電車)を早期に日本橋筋開通を実現させる街のインフラ作りを展開することも決めた。


[日本橋筋商店街振興組合 オフィシャルサイト]
http://nipponbashi-suji.com/index.php





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ディープな街、日本橋商店会に誕生して1年のハンドメイド専門ショップ [日本橋街めぐり]

◆大阪・日本橋のでんでんタウンと言えば、昔からディープな街として知られてきた。電気やロボット、アニメなどいずれもディープなものばかり。そんな中で最先端のディープなエリアとして、このところ注目を集めているのが日本橋商店会の一角。そこにオープンして1年になるのがハンドメイド専門ショップ「madein HANDO」(大阪市浪速区日本橋4丁目)である。

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 でんでんタウンのメイン道路の日本橋筋(堺筋)、オタクの聖地・オタロードからも隔絶されたような狭い一角が日本橋商店会。昭和の匂いがしてきそうなレトロな雰囲気が漂うこの街には電器店、着物店、中古電器店、カフェ、楽器工房、機械工具店などが、顔を突き合わせるかのようにして軒を連ねている。

 「路地で子どもを遊ばせていても、近所の誰かが声をかけ、面倒を見てくれるような街」
 ここの商店主たちは、そんな心休まる街が大好きなようである。

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 大正区内から1年前にここへ移転してきたのが「madein HANDO」もそんな店のひとつだ。その名の通りに、店内にはバック、リメイク・アクセサリー、ポーチ、子供服などハンドメイドの商品がぎっしりと並んでいる。着物や帯をリメイクしたバックは人気商品だという。
 どれもこれも40人ほどの作家が持ち寄った「世界でここにしかないものばかり」なのである。

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 店と軒続きで営業するのが553カフェ。特製ケーキが自慢だという。夕方4時を過ぎる頃から、常連客が三々五々集まって来るのだという。古いラジオや鉛筆ケースなど骨董品が、狭い店内に無造作に置いてあって、店のレトロな雰囲気を高めている。

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 商店会では3月と11月に街をあげてのイベントが行われているが、2017年6月10、11の両日にはmadein HANDOのオープン1周年記念祭が予定されている。カップスイーツや宝飾のワークショップのほか、大阪・堀江のパンカフェフィセル (pan cafe ficeiie)のパンやスコーンの販売も行われるという。madein HANDOのオリジナルキャラクター、ODECOちゃんが出迎えてくれるだろう。


[madein HANDO]
http://www.madeinhandosaka.com/index.html
[日本橋商店会]
http://www.nipponbashi.ne.jp/index.htm






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日本橋ストリートフェスタ 最先端の趣味&モノっくりの街・でんでんタウンに今年も25万人超の来街者 あふれるコスプレーヤー 国内最大のイベント [イベント]

第13回日本橋ストリートフェスタ(主催・同フェスタ実行委員会)が2017年3月19日、大阪・日本橋のでんでんタウンで開かれた。アニメの登場人物など思いおもいの姿に扮したたくさんのコスプレーヤーたちと、それを見物しようとする約25万2千人の来街者であふれかえった。コスプレの女子更衣室に充てられたライブ会場のZeepなんばには開場の午前10時前から長い行列が出来ていた。電子工作教室&競技会が行われた共立電子産業シリコンハウス3階の特設会場では、親子で工作に挑む姿が見られた。

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第13回日本橋ストリートフェスタの開幕式(上)と沿道の人たちに手を挙げて歩く吉岡洋文大阪市長

 吉岡洋文大阪市長は大阪を舞台にしたテレビアニメ「ハンドシェーカー」に登場する槇原長政に扮した白衣姿で「自分でコスプレをして、その魅力が分かった。このジャパンポップカルチャーの魅力を日本橋から発進して行くこと期待する」と、開幕のあいさつをして、日本橋5丁目からどう4丁目まで、同フェスタ実行委員たちと手を振りながら歩いた。

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玉置浪速区長(左)とでんでんタウンのキャラクター・でんのすけ

 玉置賢司大阪市浪速区区長はまた「ポップカルチャーとモノづくりを大阪経済活性化の目玉にしたい。この最先端の趣味の魅力を楽しんでもらいたい」と呼びかけた。
 開幕式には澤田沢治日本橋筋商店街振興組合理事長、伊東雅博でんでんタウン協栄会会長や地元町会長、府・市会議員らがかおを見せた。

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 ぎっしりと埋め尽くされた日本橋筋のあちこちではコスプレーヤーの写真を撮る人たちの輪が出来ていた。また沿道の電気関連専門店では、商品を店頭に並べて道行く人たちへアピールをしていた。

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 毎年、隣接する小学校で行なっていた電子工作教室などエレクトロニクス関連のイベントは、日本橋4丁目の共立電子産業シリコンハウスの3階特設会場に場所を移して、親子電子工作教室などを開いていた。




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地図を見て日本橋でんでんタウンの街歩き

◆日本橋でんでんタウンの街歩きをしてみよう。メイン通りの堺筋(日本橋筋)だけではなく、少し路地を入ってみると、いろんな発見がある。


 そんな路地を歩くのに欠かせないのが地図である。日本橋総合案内所では街の地図を無料配布しているが、街の中にもいろんな地図を見つけることが出来る。それを頼りに歩くと、新たな発見があるかもしれない。
 かつて五階百貨店があった日本橋4丁目の一角には今、日本橋商店会と呼ぶ商店街がある。そこには中古電化製品や古着などを商う、雑多な店舗が軒を並べる。世界でひとつの手作り雑貨を販売している店も、そのひとつである。

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 こんな店を見つけると、日本橋が電気製品や部品、アニメ関連などポップカルチャーな商品だけの街ではなく、いろんな人たちが楽しめる要素が詰まっていることが良く分かる。
 そうした街歩きを助けてくれるのが街の地図である。商店会の店舗の壁には、街歩きに便利な地図が掛けてある。こうした地図は街を歩くのを楽しくしてくれるはずだ。

 ところで日本橋・でんでんタウン地図で最も歴史の古い地図と言えば電子部品販売の共立電子産業が作る「日本橋味マップ」だろう。2016年末に発行された2017年版で28巻目になる。その名の通り、日本橋の食べ物店がほぼくまなく掲載されている。一軒一軒、味の探検隊が取材して歩いている。

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 この地図は見て楽しむだけではなく、「日本橋ラーメン探検」といったラーメン店の食レボもあって、読み物としても楽しめるのがウリのひとつ。
 また駐車場の位置が分かるパーキングマップや大阪市地下鉄路線図や高速道路ルート図といった、日本橋へのアクセスに役立つ情報も盛り込まれている。




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上新電機、減収増益 平成29年3月期第2四半期決算発表  既存店の伸び悩みが最大要因 徹底させる「顧客への感謝の気持ちを高める」意識改革

◆「厳しい半年で気持ちが重い」
そう言って口を開いた上新電機中嶋克彦社長は2016年11月11日、平成29年3月期第2四半期の業績が白物が堅調に推移したものの、映像商品や情報通信・関連商品の低調もあって、売上高は前年同期比1%減の1799億9600万円、営業利益は同17.2%増の44億8200万円の減収増益になったことを報告した。減収の要因として「既存店の伸び悩み」を指摘。その対応策として、全社員の意識改革の徹底を挙げ「顧客への感謝の気持ちを高める」ことの大切さも強調した。

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上新電機・中嶋克彦社長

 今年は夏の猛暑によってエアコン、冷蔵庫が売行きを伸ばし、洗濯機も堅調に推移するなど総じて白物家電は堅調に推移したが、テレビやブルーレイレコーダーなどの映像商品は前年同期から約6%~7%余の減少となった。電子レンジなど調理家電や照明器具もマイナスとなっている。また、パソコンは同0.8%と微増したもののパソコン周辺機器をはじめ情報通信・関連商品は同5.1%減少した。
 この状態を中嶋社長は「設置工事や説明の伴う白物家電は伸びたものの、ネット通販でも買える黒ものと呼ばれる映像商品、情報通信・関連商品は減少した。ネット販売に需要を奪われているようである」と分析する。

 低調な調理家電の中でも、たとえば炊飯器は10万円程度の高級機種は売れている。
 今年10月から営業本部長に就任している高橋徹也執行役員が「実演や試食などを通しておいしいご飯が炊けることを丁寧にしっかりと提案すると、顧客は自分の生活スタイルの中でその商品がどのような価値を発揮するのかが分かれば、それを買ってくれる」と話すように、同じ商品でも工夫を凝らすことによって売れる。

 ただ「10万円の商品を100台売るのと、3万円の商品を300台売るのでは、後者の方が店の賑わいを増す」(中嶋社長)ことからも、上位の高級商品だけでなく中間、下位のクラスにも目をやるキメ細かな営業にも同時に進める。

■日本一の幸せ提供する企業

 上新電機は2015年11月をスタートとする中期経営計画「JT-5000 経営計画」で、日本一の幸せ提供する企業を目指すとしている。同社が社是で「愛」を掲げるように、そこには「皆さんの幸せは私たちの幸せでもある」(中嶋社長)といった、相互享受の考えが根底に存在する。
 しかし現状ではそれも高い壁のようだ。それは「減収で企業の規模を拡大出来ない状態では、当社と顧客が相互に利益を享受できる状態ではなく、幸せを提供出来ない」(中嶋社長)からである。
 現在、同社は独立系の家電量販店として経営を保っているが、中嶋社長は「日本で一番小さなグループであり、さらに上を目指さなければならない」と、現状に不満を示すとともに拡大への強い意欲をみせていた。

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 その対策として掲げるのが既存店のテコ入れである。
 同期中の新規出店は埼玉県の狭山イオン店をはじめ2店舗だけだった。逆に4店舗を撤収しており「出店が思うように出来ない」(同社長)といった状態が続いている。そうした中での売り上げ増は既存店のパワーアップしかないわけで、今、同社が全店舗でリフォーム事業や太陽光発電システム事業などスマートライフの推進へと舵を切っている通りに、顧客には住宅に関連したトータル的な提案を強める方向だ。
 今年10月から営業本部長に就任している高橋徹也執行役員は「出店は今、相当数を仕込んでいる。一つひとつの案件を厳しく慎重な目で判断している状況である。1、2年後には加速度的に出店して行くことになるだろう」と、将来に期待を持たせている。

 もうひとつが社内の意識改革である。
 「意識改革とは当社で買っていただいた方、店舗へお越しいただいた人たちへの感謝の気持ちを如何に持つか、それに付きる」
 高橋営業本部長はそう言い切る。
 家電量販店の中でも同社は地域家電店のようなキメ細かな接客姿勢が特徴とされている。それをもう少し高めていこうというもので「かって当社が誇りとしていた営業・接客の文化を思い出して継承していきたい」(同営業本部長)とする。
 社内にいるスーパー販売員と呼ばれるスキルの高い社員の能力を水平展開するための販売員トレーニング講座も実施している。

 犬伏卓経理部長が「消費マインドを冷やしている」というように、3月期の業績予想も売上高で3750億円(前年同期比1.8%増)に、当初計画から下方修正しているが、通期目標は中嶋社長が「ボリュームを目指す」というように、さらなる拡大を目指していく。


[上新電機 JT-5000 経営計画]
http://www.joshin.co.jp/joshintop/news_pdf/20151117_ir.pdf



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インスタントラーメンを食べると<小池さん>になる !?

◆オタクの街、大阪・日本橋のでんでんタウンにはいろんなオタクショップが軒を並べているが、ご当地インスタントラーメンの専門店はここだけだろう。
 8年前に日本橋商店会の中にある空き店舗を利用してオープンしたのがやかん亭さくら大阪総本店。オーナーは子どもの頃からインタスタントラーメンを食べ続け、ここ28年間は1日1食はインスタントラーメンを食べてきたという大和イチロウさん(49歳)である。
 同店のチラシ「ラーメン番付」には大和さんの似顔絵が描かれているが、それは赤塚不二夫の漫画に登場する<小池さん>に良く似ているのである。
 大和さんは「インスタントラーメンを食べ続けていると自然と似てきました」と笑っている。

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300種類のご当地インスタントラーメンが並ぶやかん亭さくら

 「そんな商売やめとき、儲からへんで」
 大和さんがご当地インスタントラーメンの専門店を作ろうと店舗探しを始めると、不動産屋も大家も聞いたこともないそのような商売が出来るはずがない、と貸すのを断るほどだった。
 日本でも珍しい商売を始める原点は、瀬戸内の因島で育った大和さんの両親が喫茶店を営んでいたことだった。店が忙しいため、昼ご飯は簡単なインスタントラーメンが多かったのだ。それが最初のラーメンと深くかかわる最初の出会いだった。

 四苦八苦してようやく見つけた店舗は、路地の奥まった日本橋商店会の中だった。うわさを聞きつけてやって来る若い人たちは少しずつ増えていったが、女性客が少ないなど限られた人しかやって来なかったがネックだった。
 より多くの人たちに来店してもらおうと、2016年7月には日本橋4丁目の現在地の店舗に移転している。車も行き来する広い通りに面していることもあって、連日、20代、30代を中心に若い人たちが全国の珍しいラーメンを買い求めにやって来ている。

 同店が取り扱うインスタントラーメンは400種類にもなるが、店内には常時約300種類が並んでいる。すべて袋ラーメンである。世界では年間1億食の消費があると言われるインスタントラーメンだけに「海外からの観光客の来店も多いですよ」と大和さん。
 日本には今、インスタントラーメンは1500種類が流通しているという。それらを食べ尽くしてきた大和さんは、販売するに際してはメーカーの工場を訪ねて、それぞれの成分や製法を聞いている。「データを公開してもらえない場合には販売をしない姿勢です」

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スタッフおススメNo,1のインスタントラーメンは利尻昆布ラーメン

 ところで人気の高いインスタントラーメンは、利尻昆布を練り込んだ麺とあっさりダシの「北海道・利尻昆布ラーメン」、アジの煮干しと特製の焦がしラードが重厚感ある味を作っている「北海道・蜂屋醤油ラーメン」、麺にカニ身を練り込んでカニ風味たっぷりな「北海道・毛ガニラーメンシリーズ」の三つ。

 大和さんがこのところこだわりを見せるのが鳥スープのラーメン。「今は豚スープがメインだが、かつては鳥が多かった」(大和さん)といい、中華そばの味を生かした山形の「鳥中華」、珍しい秋田の「比内地鶏白湯ラーメン」、鳥スープに瀬戸内産のレモンを入れた「瀬戸内塩レモンラーメン」がおススメだという。

 大和さんは今、新たにご当地ラーメンの監修も行っている。紹介してくれたのがひとつが「九州ラーメンど真ん中 長崎あごだししょうゆラーメン」である。人気の高い煮干し系のラーメンで、インスタントラーメンを1万食以上を食べている大和さんならではの舌とこだわりが生かされている。


[やかん亭さくら]
http://yakantei.com/



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上新電機、FREETELスマホ・回線の店頭即時開通サービスを開始

上新電機(大阪市浪速区、中嶋克彦社長)は、プラスワン・マーケティング(東京都港区、増田薫社長)が提供する「FREETEL」製品と回線を店頭で、即時開通・MNPを行うサービスを2016年9月24日から大阪府茨木市のジョーシン南いばらき店など9店舗で順次始める。


 9店舗では「FREETEL」製スマホ端末の展示を行い、店頭で実際に触れて試すことができる。携帯電話ナンバーポータビリティー(MNP)の手続きにも即時対応する。

 今まで「FREETEL」の即時開通サービスの多くは都心部で提供されていたが、今回、上新電機の郊外店舗9店でも同様のサービスを提供することになった。

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10月1日からサービスを開始する寝屋川店

 9月24日からFREETEL専用売場設置と即時開通・MNPサービスを開始するのは、南いばらき店(大阪府茨木市)大日イオンモール店(同守口市)浦和美園イオンモール店(埼玉県さいたま市)大垣イオンモール店(岐阜県大垣市)西宮ガーデンズ店(兵庫県西宮市)の5店舗。

 10月1日から売り場設置とサービスを開始するのは寝屋川店(大阪府寝屋川市)伊丹昆陽イオンモール店(兵庫県伊丹市)鳳店(大阪府堺市)東員イオンモール店(三重県東員町)の4店舗。




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