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変化する日本橋でんでんタウン [日本橋でんでんタウン]

 「今年の日本橋ストリートフェスタが過去最高の人出で賑わったのを見て、街は変わったと感じざるを得なかった」

 先日、ある会合で日本橋の電器店の経営者がこのような発言をした。
 今年3月に開かれた第6回日本橋ストリートフェスタには、約20万人が集まった。会場となった日本橋でんでんタウンの堺筋は、人であふれかえっていた。

 その経営者は40年あまり商売をしてきた中で、このようなたくさんの人で混雑した日本橋は初めて目にしたと話していた。
 しかも街を埋め尽くしている多くの人は若者であり、ポップカルチャ―と言われる新しい文化の担い手たちであった。少なくとも、電器店経営者にとっては自分の店の顧客とは、一線を画していたことは明らかだった。

 従来、その経営者には街は電器店が支えているといった自負があった。どちらかというとポップカルチャ―系の人たちがたくさん集まってくるイベントの開催には異議があったようだ。

 しかし日増しに電器店が街から消え、街の顔は変わりつつある。それなのにあれだけたくさんの人たちが日本橋にやってくる姿を見て、街は生きている、その変化に合わせた街づくりをしなくてはいけないということに気づかされたようなのだ。
 街はどこも古い文化と新しい文化が共存して繁栄していくもので、日本橋も例外ではない。





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